【お勧めラノベ】『カノジョの妹とキスをした。』GA文庫
脳を侵す背徳感！
最低で最高の結末に震えあがる！
【あらすじ】（公式引用）
姉さんには見せられませんね？
カノジョの生き別れの妹がトツゼン自分の義妹に！？
俺が人生で初めての恋人・晴香と、交際一ヵ月にしてやっと手を繋げた日、親が再婚し晴香そっくりな義妹が出来た。名前は時雨。似てるのも当然。時雨は家庭事情で晴香と離ればなれになった双子の妹だったのだ。
「情けない声。ホント可愛いなぁ、おにーさん」
「いけない彼氏さんですね。彼女と手を繋いでいる時に双子の妹のことを考えるだなんて」
「顔も体も彼女と同じ妹にドキドキしちゃうのは仕方ない。おにーさんは悪くない。悪くないんですよ」
淡い初恋に忍び込む甘い猛毒（あいじょう）。
奥手な恋人にはとても教えられない、小悪魔で甘えん坊な義妹との甘々“不”純愛ラブコメ――開幕！
【魅力】
背徳感溢れるラブコメが良い！
だけど何よりも、キャラ達の心情描写が素晴らしいです！
双子である２人の間で揺れる主人公、そして姉の彼氏を好きになってしまった妹の心の描き方が上手すぎる！
さらには後半では姉の心情も描かれますが、これも素晴らしい！
なんていうか、心の動き方が良いんですよね～。
凄く納得できる心情には、思わず共感して胸が苦しくなります！
でもこの作品はなんと言っても結末！
こんなに最低で最高の結末は見たことない！
ここでは何も言えないですし、これは読んでみないと分からないですよ。
この結末にはマジで一読の価値があります！
不純愛と言われている作品の１つですが、個人的にはこの作品はその中でも頭一つ抜けてると思います！
是非読んでみて下さい！
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【このライトノベルがすごい2023】私が投票した作品はこれだっ！！
今年のこのラノで私が投票した作品それぞれに簡潔な感想を付けて纏めました。
昨年に引き続き今年も協力者として参加させて頂いてますので、その補填みたいな感じです。
ついでにこちらの記事では惜しくも投票出来なかった作品などにも触れていこうと思います。
それでは本編へレッツゴー！
私がこのラノ2023で投票した5作品
1.わたしはあなたの涙になりたい
私の中で今年の1位はこれしかありえませんでした！
美しい文章で綴られるボーイミーツガールから始まる難病モノ。
しかしそれだけでは終わらないこの作品の”怒り”にあまりの衝撃を受けました！
この手の物語がただでさえ好きなのに＋αまであって、まさしく『最高の物語』の一言に尽きます。
2.ブービージョッキー！！
超熱い王道のスポ根モノ！
読んでて楽しいラブコメ、主人公と競走馬の素晴らしき絆、熱すぎるレース描写とどれもレベルが高い！
これがGA文庫の銀賞なんてあり得ない！ 個人的には大賞とか金賞でないのが意味不明って思えるほど面白い一冊でした！
競馬がテーマの作品ですが、競馬を全く知らなくても楽しめます。
事実、私は競馬を全く知らないですが滅茶苦茶楽しめました！
3.友達の後ろで君とこっそり手を繋ぐ。誰にも言えない恋をする。
「えっっっっぐ……！！」
この作品の2巻を読み終わった時、思わず吐き出してしまった言葉です。
仲良し5人グループで繰り広げられる恋愛劇。その恋と友情の間で揺れ動くキャラ達の激情が堪らない！ 掛け替えのない友情を前にしても、恋の激情は止められない！
もう本当にヒロイン達がえぐくてクソ可愛いのが堪らないんです！
ドロドロの激情を読みたい人は是非！
4.俺の召喚獣、死んでる
とにかく真っすぐな王道ファンタジー！
熱いバトルと仲間達の絆が堪らない1冊！
「君のためなら僕は――」
特にこの中盤で仲間の見せた言動が最高で涙が溢れてきたんです……。
熱いラストバトルも最高で、単巻完結と思えるほど綺麗に纏まってるので興味のある方は是非！
5.この△ラブコメは幸せになる義務がある。
とにかく楽しいラブコメディ！
ヒロインの暴走っぷりが読んでて笑えるんですよね～。さらには主人公とヒロイン２人がみんな魅力的で、読んでて好きになっちゃいます！
そんな笑いありちょっと感動ありの、幸せなラブコメがここにありましたね。
私は基本的に新作を中心に投票するので、上記のものはどれも新作です。
自身の投票として心掛けているのが、このラノ2023の”2023”の部分なんですよね～。ずっと面白い作品は確かにありますが、それよりも「今年はこれだよね！」って思える作品達に投票しています。
本当に惜しくも投票出来なかった作品達
・チルドレン・オブ・リヴァイアサン
この作品には今年のヒロイン部門で1位投票したキャラがいます。それほどまでに好きなヒロインがいた作品です！
さらには化け物と命を賭けて戦う事を強制された少年少女達の葛藤。そして子供と大人のぶつかり合い。骨太な物語が非常に読み応えのある一冊でした！
最近少なくなってきたいわゆるセカイ系に近い作品だと思うので、その手の作品が好きな人にお勧めです！（読み返して思ったけど意外とある気がする😅）
・嘘つき少女と硝煙の死霊術師
キャラ達の掛け合いが楽しいバディもののファンタジー。
しっかりと作られた世界観と外さない物語が新人さんとは思えない作品でした！
世界観はちょっとダークなんだけど、それを感じさせないキャラ達が良かったですね！
ヒロインが抱えてきた想いを吐露するシーンには、涙がボロボロ零れてきました。
・スパイ教室
７巻があまりに面白すぎた……！！
私は基本的には新作を中心に投票するんですが、そういう個人的な縛りを破ってでも投票したくなるほどに７巻が面白かったです！
ネタバレ厳禁で何も言えないのですが、とにかくこの傑作ラノベを読んでみて欲しいです。
気は早いけど現時点での来年の投票候補
ちょっと気は早いですけど、現時点での来年の投票候補です。正直、よほどの作品に出会わない限り１作品は確定してるかもしれないです。
現段階でもこのくらいはあります。
・カノジョの妹とキスをした。
あまりに衝撃の終わり方をした不純愛ラブコメ。
こんな終わり方をする作品には出会ったことないです…ちょっとあまりに衝撃的すぎました！ えぐい……。ただこの結末だけで間違いなく一読の価値がある一冊です！
正直、よほどのことがない限り来年の投票がほぼ確実な１冊です！
・アオハルデビル
真っすぐな青春ラブコメ！
夜の学校で燃え盛るヒロインとのボーイミーツガール。
クールだけど弱さもしっかりと持っており、ギャップが可愛いヒロイン。
そして読者の心をしっかりと掴む物語。
大好きな要素がこれでもか！ と詰め込まれてた物語でした！
これは本当に多くの人にお勧めです！ 青春モノが好きでしたら是非！
・断頭台の花嫁 世界を滅ぼすふつつかな竜姫ですが。
読んでて楽しさ溢れる王道ファンタジー！
どこかひと昔前のファンタジーを思い出しますね。最近で言うならば王プロとか神飢えとかが読み心地で言えば近かったかな？
キャラが可愛く、掛け合いが楽しい現代ファンタジー！
「こういうのが読みたかったんだよ！」が集約された一冊でした。
・ひきこまり吸血姫の悶々
９巻がヤバすぎた……！！
８巻まではコメディとシリアスとバランスが絶妙のいつもの楽しいコマリンでしたが、９巻でいきなり滅茶苦茶感動させられた！
もうあのキャラがマジで最高すぎました！！
いつもの真っすぐで優しいコマリンを――そしていつもと違う読み味のコマリンを楽しませてくれる９巻は本当に神巻でした！
続刊ですけど、これも候補作品です。
・恋人以上のことを、彼女じゃない君と。
掛け合いが楽しいちょっと大人な社会人ラブコメ！
読んでて楽しい掛け合いは勿論、ヒロインの糸が可愛すぎます！
「時には逃げたって良いんだよ？」
って感じられるような物語が本当に好きでした…
今年のこのラノを振り返ってみて
今年のこのラノの情報が解禁されたので、ひとまず殴り書き。
とりあえず一番最初に思ったのは、『このラノ2022』も『このラノ2023』も総合ランキング何も変わらないじゃん、でしたね。（ある程度予想されたことですが）
でもだからこそ新しい殿堂入りのシステムには期待ですね！ これで少しでも新陳代謝が良くなればいいんですが…。毎年似たような顔ぶれなのはガイドブックとしてどうなのかと個人的には思っているので。
ただ新作ランキングは凄く良かったぞ！！
・私が大好きで評価されている作品
・私が大嫌いだけど評価されている作品
が両方ともランキング入りしていて、色んな人の想いが反映されたランキングなのかな～と思いました。
それとこのラノは自分と好みの合う協力者さんを探してみるのもいいですよー。協力者の多くの方は発信活動をしているので、好みの合う人を見つけてその人の情報を追っていれば気になるラノベが沢山見つかりますので！
【お勧めラノベ】『とある飛空士への追憶』ガガガ文庫
身分違いの恋が繰り広げる最高のラブロマンス！
あまりにも美しく儚く、そして爽快感のある珠玉のボーイミーツガール！
【あらすじ】（公式引用）
美姫を守って単機敵中翔波、一万二千キロ！
「次期皇妃を水上偵察機の後席に乗せ、中央海を単機敵中翔破せよ」
神聖レヴァーム皇国の傭兵飛空士狩乃シャルルは、そのあまりに荒唐無稽な指令に我が耳を疑った。未来の皇妃ファナ・デル・モラルを、流民上がりのベスタドである自分が本国まで送り届ける!? 圧倒的攻撃力の敵国戦闘機「真電」が、シャルルたちの搭乗する複座式水上偵察機「サンタ・クルス」に襲いかかる！ はたして、ふたりは無事本国まで辿り着けるのか？ そして、飛行中に芽生えたシャルルとファナの恋の行方は――!? 美姫を守って12,000キロ。蒼天に積乱雲がたちのぼる夏の洋上にきらめいた、恋と空戦の物語。
【魅力】
「この一冊が無ければ、今の私はいない！」
私にとってそれほど特別な一冊で、一番好きな本です。
身分違いの二人の空の旅。その時間に少しずつ近づいていく二人の絆が堪らない！
さらには戦争の過酷な描写もそれを一層際立てる！
戦闘シーンも非常に熱く、読んでいる間熱中しすぎて時間を忘れてしまうほど！
そしてこのラストシーン。
あまりにも儚くて美しくて、そして爽やかで私は大号泣！
ラストの情景は10年経った今でも、心に焼き付いています。
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【お勧めラノベ】『あなたのことならなんでも知ってる私が彼女になるべきだよね』ファミ通文庫
ヤンデレヒロイン怖すぎ！？
狂気と献身的な愛が錯綜する超弩級のラブコメディ！
【あらすじ】（公式引用）
なんて――「好き」って言えるわけないじゃない!!!
「好きな男の子の心拍に合わせてスマホが震えるの最高」
全国模試1位、高校生ながらその腕で荒稼ぎしている凄腕プログラマー。けど人間嫌いで誰とも喋らない久城紅は、隣の席の宮代空也が大好きだった。初めての感情に戸惑う紅は、その高い技術で空也の情報を集めることが趣味になっていた。集めた情報をもとに十日に一回、空也に話しかけるせつない日々。しかし空也は“人の感情が色で見える”という特殊能力の持ち主で、紅のひそかな好意に気づいており――! 気持ちが言えないハイスぺ女子×恋に不信な特殊能力男子のすれ違いラブコメ!
【魅力】
とにかく最初から最後までヤバすぎる！
まずは最初に出てくるヒロインがヤバい！
機械で主人公の心拍数を測って恍惚に浸るって何者ですか？？
この人、ヤンデレにしてもやりすぎじゃないですか？ って感じから始まる物語！
と思ったら――
中盤から怒涛すぎてヤバい！
もう1人のヒロインが本領を発揮し始めて、こっちもヤバすぎる！
そして終盤、彼女の愛には泣かされてしまった……！！
とにかく真っすぐすぎて狂ってる愛が堪らない作品！
愛の重い作品が好きな人、そして献身的な愛が好きな人にお勧めです！
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【お勧めラノベ】『ひだまりで彼女はたまに笑う。』電撃文庫
丁寧に紡がれる優しい恋物語が心に沁みる！
心優しい少年と笑わない笑顔が素敵な少女が紡ぐラブコメディ！
【あらすじ】（公式引用）
表情の乏しい少女を笑顔にさせる、甘くも焦れったい恋の物語。
高校生活初日の朝、佐久間伊織は銀髪碧眼の少女と猫が相対している場面に遭遇する。近づく猫に対して困惑気味の少女が発する言葉は――。
「こ、こっちに来ちゃだめにゃー」
思わぬセリフに困惑する伊織に気づき、足早に去る少女。これが涼原楓との出会いであった。
楓と同じ高校、同じクラスとなった伊織だが、楓を見ているうちに、彼女がほとんど感情を表に出さないことに気づく。だが偶然楓の笑顔を目にしたことで、伊織は心動かされ――。
感情の乏しい少女を笑顔にさせる、甘くも焦れったい恋の物語が幕を開ける。
【魅力】
とにかくキャラの魅力が素晴らしい！
物語の序盤に笑顔を見せたヒロインには主人公だけでなく読者も惚れる！
そして何よりも好きな人に振り向いてもらう為に必死の主人公！
こんなに真っ直ぐな主人公に惚れないなんて有り得ない。
そして2人の物語が丁寧に紡がれていくその様には、最高の尊さがあります。
とにかく丁寧に描かれるラブコメディ！
優しい物語を読みたい人に強くオススメします！
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【お勧めラノベ】『衛くんと愛が重たい少女たち』ガガガ文庫
狂ったやべえヒロインしかいない作品！
【あらすじ】（公式引用）
登場する女子、全員、愛が重たすぎ！
小さくて、細くて、色が白くて、気が弱くて…本当はもっと男っぽくなりたい僕・森崎衛。
日曜の朝は必ず、姉の凛に女装させられて写真を撮られて「可愛い。愛してる」とか言われてSNSに投稿させられる。
つらい。僕が想いを伝えられないうちに彼氏を作ってしまった幼馴染の瑞希。
なのになぜか思わせぶりな目つきで僕に身体を寄せてくる。つらい。
そんな僕の前に、従妹の京子がアイドルの仕事を突然やめて東京から帰ってきた。「つきあおう」って…何言い出すの？？何のつもり？？
人生がつらすぎる衛くんは、愛が重たすぎる少女たちに包囲されている！
そして、その包囲網はものすごい速さで狭くなりつつある！！これは、愛が重たい少女たちによる仁義なき恋の戦いの物語。
【魅力】
もうとにかく狂ったヒロインしかいねえ！
愛が重いというよりも、この狂ったヒロインしかいない作品がこの作品の何よりの魅力。
いや、マジで何考えてるか分からないヒロイン達は非常に恐ろしく闇が深く、本当に底が見えない！
そしてその掴めなさが私の好奇心を刺激しました！
本当にヒロイン達みんな意味不明なんだけど、だからこそヒロイン達に興味が湧く。
（それが良いものか悪いものは置いといて…）
また物語もしっかりと面白い。
１巻は元アイドルのヒロインに焦点が当てられていたが、しっかりと彼女なりの愛が感じられて良かったです！
ただ１巻はまだまだ序章。
個人的に一番狂ってそうな姉の物語がまだ綴られていないので、次巻以降がますます楽しみです。
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【お勧めラノベ】『太陽のシズク～大好きな君との最低で最高の12ヶ月～』新潮文庫nex
涙腺を刺激する感動と鳥肌が止まらない衝撃が同居する一冊。
圧倒的な読書体験が味わえる青春ラブストーリー！
【あらすじ】（公式引用）
最高の親友と運命の恋人輝く青春の最後の12ヶ月。死に至る｢宝石病｣を患う理奈は海の見える高校に転校してきた。不安と焦燥を抱えながらも、残された時間で｢素晴らしい青春｣を送らなければと頑張る彼女は、運命の恋人と無二の親友と出会う。一緒に過ごした最後の12ヶ月は、大切なことに気付いたかけがえのない日々だった……そして結末、秘密がすべて明かされるとき、物語は究極のハッピーエンドへ。2度読み必至の泣ける恋愛小説。
【魅力】
『２度読み必至の物語』
帯のこの一言が全てを語る！
余命の少ない主人公が最高の親友と運命の恋人を求めて行動する高校三年生の時間。
純愛、家族愛、友情、全てが非常に高いレベルで味わえる！
しかしこの作品は何を話せばいいのやら……
中盤以降の怒涛の展開がネタバレすぎる。しかしこの構成力は流石の三田千恵先生って感じ！
この作品は、この作家さんにしか書けない！
とにかくあまりに衝撃的すぎる読書体験が味わえる一冊！
この読書体験は唯一無二のものであると胸を張って言い切れます！
一冊で完結している作品では、最低でもTOP５には入る大好きな作品です。
これは俺にとってのバッドエンドで――彼女にとって最高のハッピーエンドだ。
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