本読みは祈らない

好きな本のことを気ままに書いてます。

【お勧め小説】『屍人荘の殺人』 創元推理文庫

非現実的な設定が素晴らしい本格ミステリ

【あらすじ】(公式引用
神紅大学ミステリ愛好会会長であり『名探偵』の明智恭介と
その助手、葉村譲は、同じ大学に通う探偵少女、剣崎比留子とともに曰くつきの映画研究部の夏合宿に参加することに。
合宿初日の夜、彼らは想像だにしなかった事態に遭遇し、宿泊先の紫湛荘に立て籠りを余儀なくされる。
全員が死ぬか生きるかの極限状況のもと、映研の一人が密室で惨殺死体となって発見されるが、それは連続殺人の幕開けに過ぎなかった。
――たった一時間半で世界は一変した。究極の絶望の淵で、探偵たちは生き残り謎を解き明かせるのか?! 
予測不可能な奇想と破格の謎解きが見事に融合する。


【魅力】
とにかく隙のない本格ミステリ
読んでてしっかりとしたミステリは勿論のこと、
特殊な舞台設定とヒューマンドラマがそれ以外の面白さも提供してくれる!

いや、特にこの舞台設定には驚かされた!
ゾンビという非現実的な設定ながらも、それを上手く活かしたこの作品には本当に唸される!

ミステリという性質上、ここで多くを語ることは出来ない。
とにかく凄かったとしか言えないが、

ミステリに疎い私も納得させる伏線の緻密さ、
さらにはラノベというエンタメ性の非常に高い媒体に触れている私もグッとくるほどのヒューマンドラマ。

本当に素晴らしい一冊でした!
とにかく多くの方に読んでみて欲しいです!

 

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